知育の最初の一歩!語りかけで信頼関係を築こう

幼児教育として知育を行うのに最初から高価な玩具を買う必要はありません。まずはじめに行うことは赤ちゃんへの語りかけです。赤ちゃんは言葉が話せないから話しかけても意味がないと思っていませんか?話せなくてもきちんと聞くことはできています。赤ちゃんは胎児のときから音を聞いているそうです。

積極的に語りかけをすることは知育の基本中の基本です。語りかけをするときに気をつけること、語りかけのポイントなどを紹介します。

赤ちゃんには行動に合わせて語りかける


何も考えずに赤ちゃんに語りかけるのもいいのですが、ちょっとしたポイントを語りかけに取り入れるでけで、ただの語りかけが意味を持った知育になります。

そのポイントは行動に合わせた語りかけを行うことです。いま何をしているのか、これから何をするのかを声に出して赤ちゃんに語りかけてください。

「おむつ変えようね」「ミルクちょっと熱いかな」「おっぱい美味しいね」「いっぱい寝ていいよ」

こういった語りかけを繰り返すことで赤ちゃんはママやパパの行動を予測するようになります。この予測するという行動が知育につながります。

幼児への語りかけは一方通行に注意


幼児への語りかけで大切なのは一方通行にならないことです。語りかけが大事だという思いが強すぎて、自分の伝えたいことだけを一生懸命に語りかけてしまう人がいます。子どもが言葉を発するようになったら、何を言っているのかわからなくても会話での語りかけを心がけましょう。

子どもが指差したものに対して「リンゴ食べたいの?」とか「外に行きたい?」と確認をするようなコミュニケーションが大切です。言葉での会話ができなくても気持ちと気持ちのコミュニケーションはとることができます。

他のこと比べて言葉を覚えるのが遅いということは気にしないでください。言葉を覚えるタイミングは個人差が大きいので、知育の効果が目に見えて出ていなくても焦らないでください。不安な気持ちは子どもにダイレクトに伝わってしまい子どもにプレッシャーになります。

こどもにプレッシャーをかけるために知育をしているわけではないですよね。自分たち家族なりのコミュニケーションとして語りかけを継続していきましょう。

まとめ

語りかけは赤ちゃんや子どもの成長に大きな影響を与えてくれます。ただ目に見えて効果があるものでもないということは覚えておきましょう。今日の語りかけがいきなり明日の結果になるわけではありません。毎日の積み重ねが赤ちゃんや子どもにいい影響を与えています。

焦ることなく、そして独りよがりになることなく語りかけを続け、赤ちゃんや子どもたちとの信頼関係を築いていきましょう。